暮らしの情報

  • ご相談・現地調査・お見積りが無料!お問い合わせ0800-300-0616(無料)平日9:00~18:00

梅雨を彩る「あじさい」

梅雨を彩る「あじさい」

2021.06.02

暮らしの情報

満開を迎え始めた紫陽花。
今年も街中をきれいに彩り、コロナ禍で落ち込んだ人々へ「元気を出して」と言ってくれてるように感じます。

本日はそんな梅雨を彩る「紫陽花」についてご紹介したいと思います^^

どうして紫陽花と書き、「あじさい」と読むのか?

先に「あじさい」という呼び名があり、あとから「紫陽花」という字をあてたからだそうです。

あじさいの語源には諸説ありますが、藍色が集まったものを意味する「集真藍(あづさあい/あづさい)」がなまったという説が有力とされています。

あじさいは、古くから親しまれていて、日本最古の和歌集『万葉集』では、「味狭藍」「安治佐為」、平安時代の辞典『和名類聚抄』では「阿豆佐為」と書かれています。
このように「紫陽花」と書くようになったのは、唐の白居易が別の花につけた「紫陽花」を、平安時代の学者が「あじさい」にあてたからだと言われています。

紫陽花は日本だけ?

紫陽花はもともと、日本固有の植物でしたが、長崎に来たシーボルトが、恋人のお滝さんにちなんで「オタクサ」という名をつけ、海外に紹介したといわれています。

それ以来、西洋でも親しまれるようになり、様々な品種改良を経て日本に逆輸入されるようになりました。

日本と西洋の名前の違い

日本では、あじさいを「紫陽花」「集真藍」と書きます。
色が変わることから「七変化」「七変草」という別名もあり、いずれも色に関係しています。

一方、西洋のあじさいは「ハイドランジア」と呼ばれ、ラテン語で「水の器」という意味です。
雨に映えるからではなくて、ほかの草花に比べて葉の気孔が多く、たくさんの水を欲しがるからだそうです。
水さえしっかり与えれば、日陰でも育つ丈夫な花なのです。

紫陽花の色

あじさいは、土壌のph(水素イオン濃度指数)が酸性だと青系に、アルカリ性だと赤系に、中間だと紫系になります。

品種改良されたものは色が変わらないものが多いです。

日本は、火山地帯でも多く弱酸性の土壌が多い為、青系や紫系が主流ですが、欧州ではアルカリ性の土壌が多い為、赤系が主流となっています。

色で違う花言葉

紫陽花の花言葉は、「移り気」「無常」「浮気」です。
これは、紫陽花の色が変化することに由来しています。

また、西洋では「heartlessness(冷酷)」「boastfulness(傲慢)」「You are cold(あなたは冷たい人)」という花言葉になるそうです。

最近では、マイナスイメージの多かった花言葉から小さな花が(ガク)が集まっていることから、「家族の結びつき」「家族」「団らん」「仲良し」といったプラスイメージの花言葉を用いる場面もあります。

青い紫陽花・・・辛抱強い愛情
紫の紫陽花・・・移り気、無常、浮気
赤やピンクの紫陽花・・・元気な女性、強い愛情
白い紫陽花・・・寛容、ひたむきな愛情
緑の紫陽花・・・ひたむきな愛

など、色で花言葉が異なることもあります。

 

この機会に一歩足を止めて、梅雨ならではの風情を楽しんでみてはいかがでしょうか^^

 

工事部 : 村越


東京,千葉,埼玉,神奈川,墨田区,外壁塗装,屋根塗装,戸建塗替え,内装,リフォーム工事,デザイン,暮らし,暮らしを楽しむ,色を楽しむ