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9月は『歯ヂカラ探究月間』です!!

9月は『歯ヂカラ探究月間』です!!

2022.09.28

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9月1日~9月30日の1ヶ月間は『歯ヂカラ探究月間』だそうです!

東京都品川区東品川に本社を置き、歯を丈夫で健康にするガム「リカルデント」などをブランドに持つ株式会社モンデリーズ・ジャパンが、夏は食生活が乱れがちで歯の体力=歯ヂカラも弱まる傾向にあることから、食生活をリセットする機会でもある9月1日から30日までの1ヵ月間を、歯が本来持っている力を見直し強化するなどの探究時期にしようと提唱したそうです。

歯科検診が義務化される方向で調整されていますが、その前に歯の健康を知り、少しでも虫歯や歯周病になりそうな症状を食い止められるよう予防策を調べてみましたよ!

 

●虫歯は「歯」に起こる病気

虫歯は、虫歯菌によって「歯そのもの」に起こる病気です。食べ物や飲み物などの糖分が口の中に残っていると、それを栄養分にして虫歯菌が酸を生み出します。この酸によって歯が溶かされて、穴が開いた状態を虫歯と言います。
初期の虫歯では痛みを感じないことが多いです。しかし症状が進行すると、歯の神経や血管がある深さまで菌が入り、強い痛みがでたり、神経が死んでしまったり、顎の骨の中でも炎症を起こしたりするようになってしまいます。

●歯周病は「歯肉や骨」に起こる病気

歯周病は、歯周病菌が原因で炎症を起こし、歯ではなく「歯肉や骨」がダメージを受ける病気です。痛みを感じにくいので、知らないうちに症状が進行していることが多くあります。
歯周病を発症するリスクはいくつかあり、特定の病気や薬の使用によって免疫力の低下した状態や、喫煙、ストレスなどがリスクを高める要因になると考えられています。また、歯ぎしりや噛み合わせの悪さは歯の根元や歯を支える骨に負担をかけてしまうため、歯周病を悪化させると言われています。
歯周病は、歯肉や骨に影響を与えるだけではありません。近年では、糖尿病や心臓・血管の病気、誤嚥性肺炎など、全身の病気を発症する危険因子になることが指摘されています。

●虫歯と歯周病の原因菌

虫歯も歯周病も細菌の感染によって起こる病気ですが、それぞれ細菌の種類が異なります。
虫歯は主に「ミュータンス菌」が原因で、歯の表面についたプラーク(歯垢)の中で増殖していきます。一方、歯周病の原因菌は複数ありますが、ミュータンス菌とは種類の違う菌です。ミュータンス菌と同じくプラークの中にいる菌ですが、空気を嫌う性質があり、より奥深くで増殖する性質があります。
このように、それぞれ原因となる菌が異なるため、互いに影響を与えるということはありません。同時になる人もいますし、どちらかにしかならない人もいます。

●虫歯・歯周病予防には毎日の習慣が大切

虫歯も歯周病も細菌が原因となるため、予防の基本は毎日のブラッシングです。歯の表面や歯間、歯と歯肉の境目など、プラークが落ちるようしっかり磨くことが大切です。磨きにくいところはデンタルフロスなども使いながら、丁寧にケアをしましょう。
自宅でのケアに加えて、歯医者さんで定期的に検診やクリーニングをしてもらうことも大事です。きちんと歯が磨けているか確認してもらったり、普段の歯磨きでは取れない汚れを取ってもらったりすることができます。虫歯や歯周病を初期のうちに発見し、早く治療を始める機会にもつながります。
歯や歯肉のケア以外にも、糖分を摂りすぎないよう食習慣に気をつけたり、喫煙などの生活習慣を見直したりすることも必要です。

情報 ☞ 『歯のアンテナ

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