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色は人を長寿にする?

色は人を長寿にする?

2021.08.30

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色は人の体と心に不思議な影響を与えます。
例えば画家など色を扱う人間はなぜか長生きをするという見方もできます。

画家は長生き

著名人でいうとシャガール97歳、ピカソ91歳、ダリ84歳、モネ86歳
それに平均寿命が50歳ともいわれる江戸時代に歌川国芳(江戸時代後期に活躍した浮世絵師)が63歳、葛飾北斎は88歳と長生きでした。
色彩に富む人物画や静物画を描く、日本を代表する女性画家 小倉遊亀は105歳の没年まで絵筆を執り続けたそうです。

一方、芥川龍之介35歳、太宰治38歳、詩人の中原中也は30歳など有名作家・詩人の多くは短命です。
画家はけして恵まれた環境ではなく、貧困で苦しんだ人が多いのにもかかわらず長生きをしているといえるでしょう。

色はもしかしたら、人を長寿にする薬になるのかもしれない…、そんなことが色彩心理の世界ではいわれています。
科学的な背景はまだまだ乏しいのですが、いろいろな仮設が考えられます。
色を見る脳の部位と言語を扱う部位は活動場所が違うため、この脳の働きと、作家と画家の生活環境の差に注目が集まっています。
「画家は長生き、作家は短命」という話は、何かのイメージが強いと思われがちですが、そこには色を通して複合要因から、長寿の可能性が考えられるのです。

色はとても優れた力、不思議な力をもっているのかもしれません。

画家が長寿である理由<仮設>
  • 仮設その1 色彩に囲まれて創作活動を続けていると、脳が活性化し続け、老化現象の抑制に一定の効果がある。
  • 仮設その2 画家は太陽光の関係で日中に仕事をするが、作家は不眠で執筆することがあり体調不良を招きやすい。
  • 仮設その3 絵の構図を考えるときの脳の働きが影響している。
  • 仮設その4 色には心に影響を与える効果があり、色を見ているとストレス発散などにつながる。そして表現することもストレス発散になる。

 

参考資料:
著者 ポーポー・ポロダクション
発行 株式会社日本文芸社
「決定版 色彩心理図鑑」より

 

 

経理部 : 百目木ゆ


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