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梅雨の季節

梅雨の季節

2023.05.23

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ジメジメで憂鬱、蒸し暑くてお肌ベタベタ、洗濯物も乾きにくいし…などと、マイナスなイメージばかり目立つ梅雨の季節。
でも梅雨時の言葉を調べてみると興味深く、梅雨の印象を変えてくれる素敵な表現の言葉がたくさんあります。調べてみたのでご紹介します!

●梅雨を言い換える言葉

よく耳にする「五月雨(さみだれ)」。
これは陰暦5月ごろに降る長雨のこと。「さ」は五月(さつき)、「みだれ」は水垂(みだれ)を指してます。五月という言葉が入ると清々しく感じます✧

次に「黄梅の雨」。
梅の実が黄色く熟するころに降る雨のこと。そもそも「梅雨」という言葉自体が、「梅」という字を使っています。「つゆ」という言葉に「梅」の漢字が当てられているのは、青から黄色へ色を変えていく梅の実が、この時期にちょうど熟れるからだと言われています。雨のおかげで熟すと考えるとイメージが変わります♪

そして「麦雨(ばくう)」。
「麦雨」とは、麦が熟するころ降る雨のこと。同じく、梅雨の別名です。麦が熟し、穂が黄金色に輝く収穫の季節を「麦秋(ばくしゅう・むぎあき)」と呼びます。

●梅雨の様子を表す言葉

走り梅雨、迎え梅雨、梅雨の走り
本格的な梅雨に入る前のぐずついた天気のことを言います。また梅雨の前触れ。数日間雨が降りまた止みます。

入梅、梅雨入り
梅雨に入ること。梅雨に入る時期は地域やその年ごとに異なります。立春から数えて135日目(毎年6月11日ごろ)を「入梅」といい、暦の上ではこの日から梅雨に入ります。梅雨入りの時期を知ることは農作業に大きく影響するので、入梅は重要な目安でした。

五月晴れ、梅雨晴れ、梅雨入り晴れ
梅雨の間の一時的な晴天のこと。「五月晴れ」は、もともとは「梅雨の間の晴れ間」のことですが、今では「5月のすがすがしい晴れ」を指すことばとしても使われています。

男梅雨、女梅雨
「男梅雨」は、晴天が多いが降ると激しい梅雨や、ザーッと降ってカラッと晴れる梅雨のこと。
「女梅雨」は、弱い雨がしとしと続く梅雨のこと。

空梅雨、旱梅雨(ひでりづゆ)、照り梅雨、枯れ梅雨
雨量の少ない梅雨のこと。

戻り梅雨、返り梅雨、残り梅雨
梅雨明け後に再び雨が続くこと。

梅雨寒、梅雨冷                                                                                     
梅雨に訪れる季節外れの寒さ。(春の季節だと「花冷え」も同じような表現)

 

梅雨ではないけど…雨

催涙雨

新暦では梅雨の最中に七夕がやってきますが、「催涙雨(さいるいう)」は七夕に降る雨のこと。織姫と彦星が年に1度の逢瀬のあとで流す涙雨、あるいは逢瀬が叶わなかった哀しみの雨といわれており、七夕の雨は本当にの切ないです(;O;)

 

今までの梅雨のイメージが変わりましたか?
『梅雨』を雨の降り方や様子を、区別して表現している感じが素敵だなと感じます。

また、雨の匂いを嗅ぐことや雨の音を聞いたりすることはリラックス効果があるそうです。
まもなくやってくる『梅雨』。楽しくイライラしないように過ごすよう頑張ろうと思います💪

 

 

管理部 : 湯口


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