塗装は家のレインコート
2022.02.08
暮らしの情報
人間と同じように、一緒に年月を共にしている大切な住まいももちろん年をとります。
一見、まだ綺麗だし・・雨漏りもしてない。だからまだ大丈夫だよね？と思っている方は多いのではないでしょうか？
私たちの体は「痛い」とか「調子が悪い」など不調に気づく事ができ、定期的な健康診断を行うことで、大病を防ぐこともできます。
また、言葉を話すことができないペット達は私たちが気にかけることで「あれ？いつもより元気ないかも？」と気づき適切な治療を行います。
同じように、住まいや建物にも日々気にかけてあげるということが大切です。
では、どのようにして気にかけてあげればいいのでしょうか？
塗装が古びたサイン
①壁を触って手に白い粉はつきませんか？
②髪の毛ほどの亀裂（クラック）は入っていませんか？
③つなぎ目のシーリングにひびが入ったりしてませんか？
このような症状は全て塗装が古びたサインなので要注意が必要です。
放置しておくと大変なことに・・
家の塗装が古くなるとなぜ大変なのか？
答えは外壁や屋根だけではなく家全体が痛むからです。
塗装した膜に亀裂（クラック）が入ったり、つなぎ目のシーリングにひびが入ると、そこから雨水がしみこんできてしまいます。
雨水が入ると建物全体に影響を与えます。
木造住宅なら木の部分が腐ってきますし、鉄骨住宅なら鉄骨が錆びることもあるのです。
クラックがたくさんあって修理箇所が多い場合は、壁や屋根を重ね張りすることもあります。
また、壁の内部や構造が腐食している住宅では外壁や屋根を張り替える必要があります。
一方、塗装の塗り替えなら重ね張りや張替えよりもずっと簡単！
定期的な点検が家を長持ちさせるコツ
雨などから守ってくれる塗装は、家にレインコートを着せるようなもの。
古くなったら「塗替え」をして新調してあげましょう。
◎ 塗り替えのメリット ◎
外壁や屋根を守る、家の寿命が延びる、家の美観が保てる、資産価値の向上 など
経理部 ： 百目木ゆ
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