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十二支の由来

十二支の由来

2020.12.02

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今年も早いもので12月。
お歳暮や年賀状の準備、そして年末の大掃除や年始に向けての準備など・・・
師走といわれる通り、バタバタと忙しい月です。

でもこの忙しさは全て日本特有な気がします。
お歳暮や年賀状は相手への感謝と想う気持ちを込めて。
年末の大掃除は新年を気持ちよく迎えるために。
日本人らしさが一番表れる月なのかもしれません。

ここ最近では減ってきている年賀状でのやりとり。
いただくとやっぱり嬉しいものです。

来年は〇〇年!とか、年女年男なんて言葉を当たり前のように交わしていますが
そもそも十二支はなぜ日本にやってきたのでしょうか?
少し気になったので調べてみました(=゚ω゚)ノ

十二支とは

十二支とは「子・丑・寅・卯・辰・巳・午・未・申・酉・戌・亥」の総称です。
現代の日本では「私は戌年生まれです」というように、もっぱら年を表すのに用いられていますが、かつては月や時刻、方角といったものまで十二支を使って表現していました。
よく怪談などで「草木も眠る丑三つ時(うしみつどき)」という決まり文句が出てきます。
この「丑三つ時」は時刻を十二支で示した例で、午前2時から2時半までを意味します。
また、午前11時から午後1時を表す「午の刻」の真ん中を「正午」、その前後を「午前」「午後」と呼ぶのも十二支を使っていた名残です。

十二支の由来

十二支の始まりは、紀元前1600年頃、中国最古の王朝である殷(いん)の時代とされています。
ちょうどこの頃、最も尊い惑星のひとつとされていた木星が12年かけて天球(地球の外側に大きな球があり、そこにすべての星が配置されているという考え方)を1周することが発見されました。
そこで、毎年の木星の動きを把握するため、人々は天体を12分割し、それぞれに漢字を割り当てることにしたのです。
元来「子」や「丑」などの字に「ねずみ」や「うし」といった意味はありませんでした。
しかし、民衆にも十二支を広めたいという思いから、動物の名前を当てはめるようになったと言われています。
日本に十二支が伝わったのは6世紀の半ばで、江戸時代に入ると民衆の間で年回りや時刻を動物で表現する習慣が浸透しました。

2021年は丑年

牛は昔から食料としてだけでなく、農作業や物を運ぶときの労働力として、人間の生活に欠かせない動物でした。
勤勉によく働く姿が「誠実さ」を象徴し、身近にいる縁起の良い動物として十二支に加えられたようです。
また「紐」という漢字に「丑」の字が使われおり、「結ぶ」や「つかむ」などの意味を込めたとも考えられています。
学問の神様の菅原道真をまつる天満宮には丑(牛)の像が置かれています。

なぜ牛なのか、不思議ですよね。
これは「菅原道真が丑年だった」「道真が暗殺されそうになったところを飼い牛が救った」「道真の遺体を運んでいるときに牛が座り込んで動かなくなったのでそこに埋葬した(その場所が大宰府天満宮)」など、牛と道真にまつわる様々ないわれから。
また黙々と働く牛の様子は道真の教えにも通ずるものがあり、牛を神の使いとして祀っているそうです。
大宰府天満宮や京都の北野天神にはいくつか牛の像がありますが、そのどの牛も座り込んだ姿をしています。

 

 

2020年は日本だけでなく、世界中にとってとても大変な年となってしまいました。
来年は”神に近い”とされる牛が干支ということならば、やはり、縁起の良い年になることを期待してしまいます。
安心して暮らすことのできる日常が1日でも早く戻りますように。。。
そんな願いも込めて今年は年賀状作りに励むのもいいかもしれませんね^ ^

 

 


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