この時期に遭遇する小さい虫は何でしょう?
2022.04.20
暮らしの情報
春先から夏にかけて、小さい虫が集団で飛んでいる光景を目にしたことはありませんか??
夕方、愛犬の散歩をしていると小さい虫が顔をめがけて飛んでくるような錯覚に陥ります(*_*;
調べてみると『ユリスカ』という虫だそうで、日本にいる種類だけで2000種類はいるそうです!!
集団でいる姿に驚きますが、お互いうまく共存していくためには、まずは相手のことを知らないと!という事で
『ユリスカ』について調べてみました!
どうして集団で飛ぶの?
ユスリカなどの小さな虫がたくさん集まり乱舞している状態を「蚊柱(かばしら)」といいます。
ユスリカは蚊のように血を吸うことはなく、直接的に危害を加えないのですが、大量に発生すると、かなり「うっとうしい」ですよね。
このユスリカの集団はオスのみになり、メスを呼び寄せるために集団で飛んでいるのです。
いわば、婚活をしていることになりますね。
蚊柱は地上からおよそ1mぐらいのところで発生し、近くを通ると頭の上に集まってきます。
これは、ユスリカには背の高いものに群がる習性があるからで、高さ的にちょうど良い人の頭が目印となり、移動しても付いてきたり、手で払ってもまとわり付いてくるのです。
もしユスリカの集団がまとわり付いてきた時には、しゃがんでみたり、同じ高さのものがある所に移動すると良いでしょう。
実はいいヤツ、ユスリカ
私たちの目線で考えると、ユスリカの大発生は「一匹残らず駆逐してやるー!」と苛立つ存在ですが、実は自然界ではとっても有難い存在です。
というのも、水の中で過ごすユスリカの幼虫は、水質を浄化し、そこに住む魚たちのエサとなり、成虫になると他の虫や鳥たちの重要な栄養源になってます。
1匹1匹は小さな存在ですが、数が集まることで「命のサイクル」に貢献していたのです。
視点を変えてみると、嫌なヤツもいいヤツだったりするんですね!
なんと、小さくてもちゃんと役割があるんですね。命あるもの、遭遇したときは無心で通り過ぎようと思いました。_(._.)_
※ 追記 ※
ユスリカ本来の姿は少しグロテスクな為、こちらのBLOGに載せている写真は別の生態の画像を採用させて頂きました。笑
本来の姿を見たい方は右URLをご覧くださいm(__)m ☞ 『年中行事情報館』
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