下が高いも高血圧⁉
2024.02.27
暮らしの情報
先日、職場で『健康診断で下の血圧が高いって言われたー』と耳にしました。
血圧が高いって何となく、上が１４０㎜Hg以上ある人が高血圧って勝手に思っていたのですが、調べてみると下が９０㎜Hg以上ある場合、これも高血圧に該当するそうです。上の血圧が正常値でも下が高ければ高血圧と診断されるそうです。昔は血圧の数値なんて気にしていませんでしたが、最近は気を付けなければならない年代に突入したので血圧の事が気になります(;O;)。
血圧とは
上の血圧は「収縮期血圧（最高血圧）」のことで、心臓が収縮する際に血液が最も強く流れる時の血管内の圧力を計測した数値。下の血圧は「拡張期血圧（最低血圧）」のことで、心臓が拡張してゆっくりと血液が流れる時の数値。
血圧の下が高い状態
心臓付近の大きな血管は正常に機能しているのに、全身を巡る血液の流れが滞っている、つまり血流が悪くなっている状態。
なぜ下の血圧が高くなるのか
身体の末端にある「末梢血管」が硬くなっていることが原因。「末梢血管」は細いため、動脈硬化があると血液がスムーズに流れない。動脈硬化によって弾力性を失った血管は、血液の圧力をそのまま受けることになり血圧が高くなる。
下の血圧が高い人って？
下の血圧が高い人の特徴は、肥満・運動不足・アルコール過剰摂取・喫煙者。いずれも一般的な高血圧の原因と言われている特徴ですが、加齢とともに上下ともに血圧は上昇します。
下の血圧が高いとどうなるのか
一般的な高血圧と同じように動脈硬化のリスクが高くなります。血管は本来弾力性がありますが高血圧によって負担がかかり続けることで、だんだん厚くなり硬くなります。それが高血圧による動脈硬化です。動脈硬化によって引き起こされる可能性のある病気が脳梗塞、脳出血、狭心症、心筋梗塞、動脈瘤、などです。
対策
普段の生活の見直しが必要。減塩、減量、運動、節酒、禁煙、睡眠管理、ストレス管理など無理のないように始めてみることです。気になる方は医療機関で受診された方が良いと思います。私は血圧の方は今のところは問題ありませんが、色んなところがガタついてきたので、生活の見直しはしていきたいなと思っているところです・・・😂
管理部 ： 湯口
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