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白と黒の配色の秘密

白と黒の配色の秘密

2022.02.15

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●「白黒つける」の白と黒
物事の優越や決着をつけることを「白黒つけよう」と、白と黒を使って表現されます。
黒を先にして、「黒白(こんびゃく)をつける」というのが本当の使い方なのですが、現在では「白黒」のほうが一般的です。

この言葉は囲碁の世界に由来があります。
囲碁は上級者が白の石をもち、黒から先に打ち始めます。ゲームの性質上、先手が有利になるからです。
黒をもつのは弱い人で、白をもつのは強い人という図式ができるのです。
このことから、どちらが強いかハッキリさせたい場合、どちらが白をもつかという意味で「黒白をつける」という言葉が生まれたのです。

●パトカーの配色に隠された機能
パトロールカー(パトカー)は、昭和25年にアメリカ軍からオープンカーをゆずり受けたのが始まりとされています。
最初は白い車でしたが、当時の一般車両は白が多かったため、昭和30年に全国的に下半分を黒にするツートンカラーにしたものが現在の原型です。
黒と白にしたのは、昼と夜のどちらでも見分けがつきやすいように視認性を考えてのことでした。

黒い部分が下になっているのも意味があります。
パトカーが普及していった時代、道路の舗装が完備されていなかったので、下半分を黒にすることで汚れを目立たなくしているのです。

あふれる囲碁用語

囲碁から生まれた言葉はとても多いです。「定石」は囲碁用語で最善とされる一定の打ち方のことを指します。「駄目」もその場所に石を置いても無駄になる目からきています。「一目をおく」「手違い」「活路を見いだす」「素人と玄人」も囲碁からきている言葉なのだそうです。

 

参考資料:
著者 ポーポー・ポロダクション
発行 株式会社日本文芸社
「決定版 色彩心理図鑑」より

 

インテリアやファッションなどでよく耳にする「モノトーン」という言葉。
私は今回ご紹介した「白黒」と同じ意味合いをもつと思っていましたが、調べてみたら全く別物だったようです^^;

白黒   :白と黒だけで構成されている状態
モノトーン:白から黒にかけての無彩色のトーン(濃淡)

ちなみに「無彩色」とは色の3属性のうち、「色相(色合い)」「色彩」は持たず、唯一「明度」だけをもつ色群のこと。
白 → ライトグレー → グレー → チャコールグレー → 黒
といった流れの白から黒の流れの中で、色彩などを一体持たない色全般を指すそうです。

1つ勉強になりました 笑

 

 

経理部 : 百目木ゆ


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