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『東都よみうり新聞』に掲載されました

読売新聞の姉妹紙『東都よみうり新聞』

11月20日・11月21日の2日間、スミファ2021で開催しましたワークショップの様子を取材して頂きました(^^)/
2021年12月3日発行の東都よみうり新聞(紙面)に掲載です。ありがとうございました!

 

 

 

- 記事の内容 -

工場見学から始まったものづくり発見イベント「スミファ」

墨田区内の製造業者らが自分たちの町工場を公開するイベント「スミファ~すみだファクトリーめぐり」が11月20日と21日に開かれた。コロナ禍で工場見学が難しい状況から動画制作や配信に新たな取り組みも始まり、今回で10回目を迎える。

「スミファ」は、町工場で製造されているものや働く人の熟練の技を知ってものづくりに魅力を感じてもらいたいと、墨田区の地域振興事業として2012年から始まった。浜野慶一さん(浜野製作所代表取締役CEO)など製造業の若手後継者で結成した「配材プロジェクト」が実行委員会の核となり、産業振興課が協力している。身近な場所にあっても普段は見る事のできない町工場の内部を職人らが案内し道具や機械を使った体験もできるイベントは、幅広い世代に好評で回数を重ねた。参加企業にとっても地域との交流や他社との製品開発のきっかけができるなどの副産物があったという。

しかし、昨年はコロナ禍で人流を生むイベント開催が困難になり、動画での”工場見学”やオンラインツアーが行われた。当然ながら動画配信に不慣れな事業者も出る中で、情報経営イノベーション専門職大学(墨田区文花)などの学生がサポートする体制も生まれた。昨年を踏まえた今回は、ミシンをかける姿がプロモーションビデオのように美しい映像や、描画機能のある文書作成ソフトでWEBキャラクターを作るといった実践的な情報まで多様な内容で並んでいる。会期終了後も動画サイトで閲覧が可能だ。

第10回は33社が参加し、オンラインによる「工場見学」「ツアー」のほか現地でのワークショップや直売などを織り交ぜた形式となった。押上1丁目で住宅の塗装業を営む「D-color」では、水性塗料で木の箱を塗り、乾燥させる時間にプロ仕様の刷毛(はけ)の違いを体験してもらうワークショップが全予約回で満席となる人気ぶりだった。参加した横川在住の神崎友那さん(8)は自分で選んだ薄緑色で箱を塗る作業が「楽しかった」という。父・雄介さん(36)は「昨年に動画を見てイベントに興味をもった。区内には大小様々な工場があるのでいつか工場見学も子供にさせてあげたい」と話していた。

2021年(令和3年)12月3日 掲載記事より

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