日々の出来事

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トルコの御守り

トルコの御守り

2020.12.09

日々の出来事

こういうの見たことありませんか?
一体何?見たことはあるけど…って人絶対いるはず!!

この「目玉」、トルコ語で「ナザールボンジュウ」と呼ばれる魔除けの一種。
ナザール“Nazar” が邪視、ボンジュック“Boncuk”がこの目玉のお守りのこと(ナザールとセットで言う場合はボンジュウ=boncugu)を指し、「邪視」から守ってくれるというイスラム以前の迷信の一種です。

日本ではあまりなじみのない考えかもしれませんが、大昔から中東やヨーロッパの地中海地方には「羨望のまなざしにさらされると悪いことがおきる」とか「青い目の人の視線は呪いをもたらすことがある」というような言い伝えがあります。
こうした民間信仰はイスラム以前の5,000年以上昔にまでさかのぼるらしく、紀元前3世紀頃のシュメール王国の墓からも目のモチーフが出てきたとか。
現在ではイスラム教圏、テュルク民族圏及びユダヤ教徒社会を中心に似たような信仰が見られるそうです。

目は人間の世界へ繋がる窓とされ、いい考えや悪い考え、どんなものでも一番はじめに目から出てくる(目に表れる)と考えられています。
ナザールボンジュウは妬みや悪意のある視線から守る目的で用いられ、その邪視をはねのけると信じられています。英語では“Evil eye”と言い、悪魔の目・魔眼などと訳されているそうです。

強い邪念や強力な邪視を受けると割れると言われています。
その人の身代わりとしてナザールボンジュウにひびが入ったり、割れてしまうということは、たとえ身に着けていたナザールボンジュウが自分の不注意で割れてしまったとしても、それが割れた理由は“Nazar”となります。
割れることになった原因は特に気にせず、なんでも自分が受けるはずだった邪視をナザールボンジュウが代わりに受けて守ってくれたという見方をするそうです。

数年前に母がトルコ旅行したときお土産にくれたうちの一つ。
我が家では玄関の下駄箱の上に掛けてます(^^♪

ちなみに中央で目立っているツリーは、私が作ったもので~す☆

 

 

管理部 : 湯口


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