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10月2日は「豆腐の日」

10月2日は「豆腐の日」

2024.10.02

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10月2日と毎月12日は【とーふ(豆腐)の日】だそうです。

今ではお味噌汁や湯豆腐など身近に食していますが、昔はなかなか食べられなかったとのこと。

近年、研究が進み非常に良質なたんぱく食品であることが立証され、高血圧、心臓病、肥満等の予防・抑制にも役立つ機能性食品として注目されているそうです。
脇役のイメージがある豆腐ですが、見方を変えると体調面の味方になってくれるそうなので、積極的に摂りたい食品です!!

●「ハレの日」

農村では、祭りやお盆、お正月、あるいは冠婚葬祭などの特別の日にだけ豆腐料理が出されていました。こうした日を「ハレの日」といいます。「晴れ着」や「晴れ舞台」というときの「晴れ」と同じです。今日の赤飯のように、改まった日に食する食べ物が豆腐だったのです。

このハレの日に対して普通の日を「ケの日」といいます。普段の食事ではどんなものを食べていたのかといえば、みそ汁や漬物、金山時みそと言ったものに限られていました。こうした質素な食卓が日常だった江戸初期の農民たちです。それがハレの日になると、豆腐のほかに油揚げやこんにゃく、がんもどき、しいたけ、ごぼうなどが食卓にのぼったのです。また、米や酒をいただけるのも、このハレの日ならではでした。徳川家康と、その子の秀忠の時代には村々ではうどんやそばとともに、豆腐の製造も行ってはならず、農民がそれらを食べることも許されない禁令が出されていたほどです。

三代将軍・家光のときに出された「慶安御触書」には豆腐はぜいたく品として、農民に製造することをハッキリと禁じています。 その家光の朝食には、豆腐の淡汁、さわさわ豆腐、いり豆腐、昼の膳にも擬似豆腐(豆腐をいったんくずして加工したもの)などが出されていたのが、資料からもうかがえます。この豆腐がようやく庶民の食卓に普段の日でものぼるようになったのは、江戸時代の中ごろから。それも江戸や京都、大阪などの大都市に限られていたのが実情でした。

● 凝固剤にはどんなものがあるのでしょうか?

大豆から取った豆乳を凝固させるためには、昔から酸類や海水から食塩を取った残りのニガリなどの塩類を使うのが一般的でした。現在は酸凝固によるグルコノデルタラクトン、塩凝固による硫酸カルシウム、塩化マグネシウム粗製海水塩化マグネシウムの4種類が多く使われています。

●消泡剤って何ですか?なぜ使うの?

大豆から豆乳を作る過程で、激しく泡が出ます。この泡が豆乳に入ると組織がキレイで食感のよい豆腐が作りにくくなります。そこで消泡剤を使いますが、パン、アイスクリーム、菓子類などに広く使われている食品乳化剤を泡消しに利用しています。
この消泡剤は天然のもので、体内にも存在し、卵や大豆中に含まれているレシチンや油を食べたとき体内で大量に作られるグリセリン脂肪酸エステルなどが成分です。これらは何千年もの間、人間に摂取されてきたということでは安全性が高いといえます。

●豆腐の健康効果

豆腐は大豆食品なので、たんぱく質をたっぷり含んでいます。しかも、消化吸収率が高いので、胃に負担がかからないのが特徴です。また、子どもは夏に冷たい飲み物や食べ物を取りすぎて、お腹をこわすことがよくあります。そんなときの体力回復に役立つのがたんぱく質です。豆腐はたんぱく質を補うとともに、90%を占める水分が、脱水症状を防いでくれます。ただし、冷や奴などは、あらかじめ豆腐を湯通ししておくことがポイントです。

豆腐が健康食品といわれるのは、植物性の脂肪をたんぱく質に次いで多く含んでいるからでもあります。植物性の脂肪は不飽和脂肪酸で、コレステロールを少なくする働きを持っています。同じ脂肪でも動物性のものは、飽和脂肪酸を含み、血液中のコレステロールを増やしてしまいます。コレステロールは、肥満、動脈硬化、心臓病など、成人病の原因です。成長期の子どもの肥満解消にも、豆腐を与えるといいでしょう。たんぱく質は、動物性1:植物性2の割合が効果的といわれています。

情報・出典 ☞ 『日本豆腐協会

 

 

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