眠りに誘う色
2021.12.17
暮らしの情報
●色は眠りに導いてくれる
青には体を落ち着かせる、脈拍をゆるくして自然に落ち着かせる沈静効果があります。睡眠に誘導する青を布団やパジャマなどの寝具に使うのは好ましいです。青を白と組み合わせてさわやかなイメージを強調しましょう。
青でも薄く明るい色がよく、濃い青や彩度の高い青を使うと逆効果になることもあります。
また、青は体感温度を下げるので、冷え性の人は注意してください。
色の効果は個人差が強いので、自分の反応に合わせて調整しましょう。
●色と照明の使い方
寝室に照明も重要です。寝室はオレンジの光(電球色)の間接照明がおすすめです。オレンジの光は睡眠ホルモンといわれるメラトニンの分泌を促進します。青の沈静効果と打ち消し合わないためにも、寝具の青の彩度を高くしないようにしましょう。
真っ暗な状態にすると心理的な不安が呼び起こされることもあり、0.3ルクスくらいがよいといわれています。
0.3ルクスは月明りでうっすらと部屋が見えるぐらいの明るさです。
『 メラトニン 』
メラトニンとは覚醒と睡眠を切り替えるホルモン。10歳ごろをピークに加齢とともに減少します。高齢になるとほとんど生成しなくなり、良質な睡眠がとれなくなるといいます。特に若い世代にはメラトニン分泌を促進するオレンジが効きそうです。
参考資料:
著者 ポーポー・ポロダクション
発行 株式会社日本文芸社
「決定版 色彩心理図鑑」より
年齢を重ねると、早い時間に目が覚めてしまう・・と聞きますが、こういうメカニズムだったんですね(*’ω’*)
経理部 : 百目木ゆ
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