向島百花園
2021.09.29
墨田info
中秋の名月も過ぎ、秋の美味しい食べ物や、秋の植物たちが揃い始めてきますね。
墨田区にある『向島百花園』では、四季折々の植物を楽しむことができます。
また、庭造りに力を合わせた文人墨客たちの足跡もたくさんあります。
本日は、自然と歴史に触れられる『向島百花園』についてご紹介いたします！！
●歴史
江戸の町人文化が花開いた文化・文政期（１８０４～１８３０年）に造られた庭園です。庭を造ったのは、それまで骨とう商を営んでいた佐原鞠塢。
交遊のあった江 戸の文人墨客の協力を得て、旗本、多賀氏の元屋敷跡である向島の地に、花の咲く草花鑑賞を中心とした「民営の花園」を造り、開園しました。
開園当初は３６０本のウメが主体で、その後、ミヤギノハギ、筑 波のススキなど詩経や万葉集などに詠まれている有名な植物を集め、四季を通じて花が咲くようにしました。
「百花園」の名称は、一説で は、「梅は百花に魁けて咲く」または「四季百花の乱れ咲く園」という意味でつけられたものです。
民営として昭和１３年まで続きその後寄付、翌１４年東京市が有料で制限公開を開始し、昭和５３年１０月に文化財保護法により国の名勝及び史跡の指定を受けました。
●見どころ
・ハギのトンネル
・花の棚
・池とハナショウブ
・文人達の足跡
・野鳥・昆虫
・七福神めぐり
など。
●アクセス
東武スカイツリーライン 『東向島』下車 徒歩約８分
京成電鉄押上線 『京成曳舟』下車 徒歩約１３分
都営バス（里２２ 亀戸－日暮里）『百花園前』下車 徒歩約２～３分
情報HP ☞ 『向島百花園』
今頃の見どころは、全長３０mほどの『ハギのトンネル』だそうです！！
管理部 ： 石塚
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