人間の神秘
2023.08.30
日々の出来事暮らしの情報
家族が撮った写真の隅に、まさか写っているなんて想像もしていない自分の姿がありました。
もちろん写っていると思っていないので、無表情。
普段こんな表情をしているのかと、面白くもあり反面恐ろしくも感じました。
そしてその表情が父親そっくりでこれまたびっくり。笑
子供の頃、近所の人たちから『お父さんそっくり!!』と言われてきましたが、親子なので同じような『形』はしているのかな。と
当時の私にはそんなことくらいにしか感じませんでした。
今思えば、鏡を見る自分、写真を撮られる自分、正直どこかで意識していたのかもしれません。
今までそんな時の自分の姿を見ても父を連想したことはありませんでした。
しかし、無意識の自分の表情がこれほどまで父親に似ているなんて衝撃すぎて衝撃過ぎて・・・笑
遺伝の影響が強い顔の部位は『鼻』だそうです。もう納得でしかありません。
遺伝子のことを調べてみると、改めて人間の神秘に感心してしまいました ☞☞☞
顔の特徴は遺伝する
親子の遺伝
まぶた、目の色、顔の形、毛髪、まつげの長さ、鼻の形、耳などなど…顔を構成するさまざまな特徴は、あなたの両親から遺伝していきました。顔を構成するさまざまなパーツの特徴は、遺伝子によって決まっています。
子供が親に似ているのは、細胞分裂によってその遺伝子を受け継いでいるからです。
両親のどちらに似るのか
どの遺伝子が受け継がれるかはランダムなので、どちらに似るのかは産まれなければわかりません。人間は身体の特徴を決める染色体を23組持っています。染色体は、遺伝子が入っている入れ物です。子供は、両親から染色体をひとつずつ受け継ぎ、自分だけの新しい染色体の組み合わせを作り出します。両親からの染色体の組み合わせは1,670万通りにもなるので、家族であっても特徴が完全一致しないのはこのためです。
親子で似ていないのはなぜ?
遺伝には、顕性(けんせい)遺伝、潜性(せんせい)遺伝というものがあります。遺伝子はふたつで一組です。組になったとき、特徴として表面に現れるのが顕性、現れないのが潜性です。例えば、二重(ふたえ)に関する遺伝子は顕性、一重(ひとえ)の遺伝子は潜性です。父親から二重の遺伝子、母親から一重の遺伝子を受け継いだ場合、二重の遺伝子が顕性のため、子どもは二重になります。両親ともに二重の場合でも、一重の子どもが産まれる場合があります。一重の遺伝子は潜性なので、表に出ていなくとも遺伝子として持っている可能性があります。両親から一重の遺伝子を受け継ぐと、両親は二重なのに一重の子どもが産まれます。つまり、親が持っている特徴を必ずしも子どもが受け継ぐとは限らないのです。潜性遺伝は、遺伝子としては受け継がれているので、孫などさらに下の世代で表に現れることがあります。これを隔世(かくせい)遺伝といいます。
遺伝の影響が強い顔の部位は?
最も遺伝の影響を受けやすい顔の部位は、「鼻の高さ」という研究結果があります。鼻は顔の中心にあり、人の印象を大きく左右する部位です。人が誰かを似ていると判断する際、無意識に鼻を見ているのかもしれません。
あらゆる身体的特徴が遺伝する
顔の特徴以外にも、遺伝が関わっている身体的特徴・体質はたくさんあります。
● 身長・肥満度(BMI)・座高
● 頭の大きさ
● 耳の形、耳たぶの大きさ、耳垢のタイプ(湿っているか乾燥しているか)
● 筋肉の発達・運動能力
● 胸の大きさ
● 味覚・匂いの感じやすさ
● 体臭
● 乳歯や永久歯の生える時期
● 骨密度・骨折のしやすさ
● アレルギー体質
● 乗り物酔い
● 睡眠時間・夜型傾向
などなど、身体的特徴・体質のほとんどは遺伝の影響を受けます。
人間は成長と共に環境の影響を受けるため、どんな食事をし生活していたかによって、遺伝とは関係ない体つきになることは珍しくありません。
情報 ☞ 『U-GENE』
管理部 : 石塚
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