五感で涼を感じる
2023.07.18
暮らしの情報
夏の伝統的な習わしで涼を感じるのも良いかもしれません。
とはいえ、年々気温が高くなっていく日本の夏。
クーラーなどの冷房機器を活用しなければ乗り越えられなくなってきています。
体感をほんの少しでも下げられたらと五感の涼を取り入れてみようかと思います!
視覚『目で感じる涼』
目で感じる涼で思い浮かぶのは金魚鉢。水中を涼しげに泳ぐ魚を見ていると涼しくなるしリラックスにもなります。他にはすだれやよしず。直射日光を遮り、風を通し見た目も涼を感じます。
聴覚『耳で感じる涼』
耳で感じる涼の代表格は風鈴。風鈴はガラス製や鉄製と素材によって音色が違います。他にも川のせせらぎや波の音なども夏の涼を感じられます。
触覚『肌で感じる涼』
肌で感じる涼は、昔から行われている打ち水。これは撒いた水が蒸発していくときに気化熱の熱が大気中に逃がされて対流が起こり周囲の温度を下げてくれます。打ち水は朝や夕方にやるのがおすすめ。他にい草やうちわ、浴衣なども涼を感じられそうです。
嗅覚『鼻で感じる涼』
鼻で感じる涼は、夕立の匂いです。雨で濡れた土の匂いやアスファルトの匂いが懐かし情景を思い出させてくれて暑さが和らぐ感じがします。そして定番の蚊取り線香も心地いいです。
味覚『食べて感じる涼』
食べて感じる涼は、かき氷やラムネ、そうめんなど。かき氷は平安時代から食べられていたとされ、最近ではかき氷専門店ができるほど人気です。ほかにもスイカは体の熱を下げてくれて利尿作用で余分な水分を出してくれます。
五感の涼は、夏を乗り切るための日本人の知恵。どんどん熱くなる日本ですが、五感で感じられる夏の涼も取り入れてみてはいかがですか?
管理部 : 湯口
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