犬が認識できる色
2021.03.11
暮らしの情報
うちの愛犬はボール遊びが大好きです。
とくにテニスボールを投げるとテンションMAXになります。
しかしペットショップで買ったピンクのボールにはあまり反応を示しません。
なんでだろう…同じボールなのに…とふと疑問に思い、調べてみたところ犬は色別が出来る色とできない色があることが分かりました。
メカニズム
人間の網膜には色を感じる細胞である錐状体(すいじょうたい)があるので様々な色を識別することができますが、犬にはその錐状体がほとんどないので色の識別能力には限りがあります。
犬は色の識別はできなくても、見えていないわけではなく、人間のように色で気分が変わったり、楽しんだりすることもないそうです。
色をどのように認識しているかは、まだまだ研究中だとのこと。
色の見え方
犬は色盲と考えられていましたが、全く色を識別できないわけではないと最近の研究では分かってきました。
緑・黄色・オレンジはくすんだ黄色に見え、紫・青は青っぽい色として識別され、赤色はグレーに見えるという研究結果です。
人間が赤と緑のきれいな景色に見えたとしても、犬にとっては赤も緑もほぼ同じくすんだ黄色に見えているということなんですね。
犬の色の世界はモノトーンではなく、 黄色 ・ 青 ・ グレー の色でなっているということが分かります。
おすすめの色
犬は赤と緑を見分けるのが苦手です。
外でボール投げをする時に、赤や緑のボールだと芝生の色と見分けられないことがあります。
目の前にあるのに、探し回っているワンちゃんを見かけたことはありませんか?
この研究結果からするとボール遊びのベストカラーは 青 と 黄色 です。
犬にとってくっきり見える色を選んであげると、楽しく遊べるのかもしれません。
どーりでうちの愛犬がテニスボールには反応し、ピンクのボールにはあまり反応を示さなかったわけですね。
人間のエゴを押し付けるのではなく、犬には犬のメカニズムを理解してあげることが大切なんだなと感じました。
これを機に、おもちゃを見直したいと思います^^;
経理部 : 百目木ゆ
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