外壁のメンテナンス【防汚塗料編】
2020.04.13
塗料のご紹介
春風の心地よい季節となりました。
道端にタンポポやつつじの花がいっせいに咲き始め、過ごしやすい毎日ですが
春も終わりを迎えるとジメジメの梅雨がやってきます。
本日はそんな梅雨を利用した「雨で汚れを洗い流す防汚塗料-キレイ長持ちの秘訣」をご紹介致します。
・きれいな状態を長く保つ塗料
外壁の汚れは、家全体の雰囲気に大きく影響を与えます。外壁をできるだけ長くよい状態を保つには、塗り替えの際に防汚塗料を選ぶとよいでしょう。
防汚塗料とは、汚れにくい機能をもった塗料のことで、低汚染塗料とも呼ばれています。
・汚れにくく汚れても落ちやすい
代表的な防汚塗料に、セラミックを配合したものがあります。セラミックは汚れにくい性質をもっているため大気中の排気ガスや粉じんなどが外壁につきにくくなります。
また、セラミックのもつ「親水性」という性質も重要な役割を果たしています。多くの防汚塗料がこの親水性の性質を利用しています。親水性には、水となじみ汚れを洗い流す効果があります。
防汚塗料と一般塗料を塗った外壁の6か月後を比較。
一般塗料は雨筋汚れが目立つ。 写真提供/エスケー化研
・雨水と馴染んで汚れを流す
一般的な塗料は雨水を弾きますが、親水性をもった塗料は外壁についた雨を弾きません。雨水は外壁に薄く広がり、外壁の汚れと馴染んで汚れを浮き上がらせます。浮き上がった汚れは、雨水と一緒に流れ落ちます。
雨で自然に汚れが洗い流される作用をセルフクリーニング効果といい、この効果により、外壁についたチリやホコリ、油分が洗い流されきれいさが持続するのです。
梅雨が来る前に事前の準備として皆様もぜひご検討されてはいかがでしょうか。
以上、外壁のメンテナンス【防汚塗料編】でした。