「和牛」と「国産牛」の違い
2024.05.29
日々の出来事暮らしの情報
最近、本当に右も左も外国人ばかりで、D-colorがあるここ押上駅も駅構内はほぼ9割が外国人観光客でにぎわっています。
一瞬「ここは日本・・？」と錯覚するくらい(・・;)笑
外国の方からすると日本は他国に比べてかなり異国に感じるようです。
例えば「ごみ箱がないのにどうしてこんなに道が綺麗なの？」とか、「公衆のトイレが無料でこんなに綺麗なの凄い」とか、「人や車が多いのに（ケンカやクラクションの音がなく）静か」とか。
私たちはそれがあたり前に生活しているので、逆に「そんなにあなたの国は汚いのですか？」と問いたくなる・・笑
そのため（他国からすると）異国文化に感じるようで、世界的にとても人気が高いのが伺えます🗾✨
日本は「小さな島国」と思われがちですが、それは大きな大陸に囲まれているから目の錯覚なのだとか・・・
確かに中国やロシア、アメリカやカナダなど周りが大きな大陸に囲まれているため、小さく見えてしまうのも仕方がないですよね。
でもヨーロッパに重ね合わせると、日本が一番大きな国面積になるそうですよ👀✨
そんな人気爆発中の日本ですが、私は日本へ訪れた外国の方へ「日本食をおもてなしする」という動画が大好きでよく見ています🍴
動画をみているとわかるのですが、外国の方がもつ日本食のイメージは基本的に「ラーメン🍜」か「寿司🍣」の2択のみ。
もっともっと他にも美味しい日本食があるのに・・・知らずに帰国してしまうなんてもったいない!!という想いからつくられた紹介動画なのです。
こちらの動画アカウントは有名なのでご存じの方も多いかと思いますがリンク貼り付けておきます☞ MOMOKA JAPAN
お時間ある時にぜひご覧になってみてください(*^^*)
外国人の「ワオ！アメージング！」という反応をみると不思議とこちらも嬉しくなってしまいます♪
そんなおもてなし動画ですが、よく登場するのが日本食を代表する「和牛」です。
口に入れるととろけて無くなってしまうと称賛の嵐なのですが、和牛＝国産牛ではないということをご存じでしたでしょうか？
本日は「和牛」と「国産牛」の違いについてご紹介したいと思います🐄
●和牛＝国産牛ではない
日本国内で流通している牛肉は、「輸入牛」と「国産牛」、そして「和牛」に分けられます。輸入牛は、外国で加工し、輸入した肉を指し、国産牛は基本的に、日本で飼育・加工された牛を指します。しかし、外国で飼育した牛を輸入し、日本で飼育した後に加工した場合も国産牛として表示することが可能です。和牛は、日本の在来種をもとに作られた食肉専用の牛を指します。品種を指して和牛と呼ぶため、必ずしも国産牛であるとは限りません。
●国産牛の種類
国産牛のほとんどを占める種類は「ホルスタイン種」ですが、他にも「交雑種」や「アンガス種」、「ヘレホード種」などがあります。ホルスタイン種は乳用種と呼ばれ、メスは乳牛、オスの子牛は食用として飼育されます。交雑種は和牛とホルスタイン種を掛け合わせた品種です。アンガス種やヘレホード種は牛肉の世界三大品種の一つです。アンガス種やヘレホード種は海外で多く飼育されているため、輸入牛の銘柄として考えている方も多いかもしれません。しかし前に述べた通り、日本で飼育した牛であればアンガス種やヘレホード種であっても国産牛となります。
●和牛の種類
「和牛」と呼ばれる品種は、「黒毛和種」「褐毛和種」「日本短角種」「無角和種」の4種類のみです。この他の品種の牛は「和牛」と表示することはできません。 4種類いる和牛ですが、全体のおよそ90％を占めるのは黒毛和種、いわゆる「黒毛和牛」です。黒毛和種はその名の通り黒い毛色の牛で、遺伝的に脂肪交雑が入りやすい食用として大変優れた素質を持っています。主だった産地はなく、全国的に広く飼育されています。黒毛和種の有名な銘柄牛は「松阪牛」「米沢牛」「但馬牛」「近江牛」「前沢牛」などです。
銘柄、購入時の注意点
和牛の中にもたくさんの銘柄牛があります。それぞれの銘柄牛が、全て別の品種であるわけではありません。例えば「松阪牛」や「米沢牛」といった銘柄牛も固有の品種ではなく、もとは同じ黒毛和種です。しかし飼育地や飼育方法、飼料が異なるため、結果的には異なる特徴を持った和牛となります。 なお、精肉コーナーで「黒牛」や「黒毛牛」という表記を見掛けた時は注意してください。黒毛和種のことを指しているのだろうとつい手が伸びてしまいそうになりますが、和牛であれば「黒毛和種」や「黒毛和牛」のように必ず「和」の文字が入るはずです。本物の和牛をしっかりと見極めましょう！
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