春のお彼岸
2021.03.08
暮らしの情報
●お彼岸とは
彼岸とは言葉の通り「岸の向こう」を意味し、つまり彼岸に達することに例えた悟りの世界のことをいいます。
太陽が真東から上り真西に沈む春分の日と秋分の日は、川のこちら側とあちら側が通じやすくなると考えられたからです。
これらの時期にご先祖の冥福を祈るとともに、自らもいつか迷いのない此岸に到達できるよう願ったのです。
そのため、現在でもお彼岸は春と秋の年に2回、この期間にお墓参りなど先祖の供養を行うのです。
●お彼岸の日程
春のお彼岸は「春分の日」、秋のお彼岸は「秋分の日」を中日として前後3日間、合わせて7日間ずつが「お彼岸」の期間となります。
「春分の日」と「秋分の日」はいずれも国民の祝日で、毎年2月に開催される閣議によって翌年の日程が決められています。
2021年(令和3年)春のお彼岸は3月17日(水)から3月23日(火)までの7日間という日程になります。
●お彼岸にすること
お彼岸は何をすべきか決まっているわけではありませんが、彼岸入りの日には、まずお仏壇や仏具を清め、お墓をきれいに掃除しましょう。
また、お供えは、春はぼたもち、秋はおはぎですが、ぼたもちはこしあん、おはぎは粒あんでつくるのが一般的です。
ぼたもちは春の花である牡丹が由来となっているので牡丹の花のように丸く大きく、
おはぎは秋の花である萩の花が由来となっているので萩の花のように小さく細長くするなど、形と大きさも違うので覚えておくとよいでしょう。
ただし、地域によってはぼたもちも粒あんだったり、形も同じように作るというところもあります。
管理部 :石塚
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