早春を感じるフキノトウ
2021.02.03
暮らしの情報
年を重ねると不思議なことに山菜の魅力に気づき始めます。
その中でも代表的なのが『フキノトウ』
フキノトウはちょうど冬から春先にかけて、2月~3月の暖かくなる季節に旬を迎える日本原産 キク科フキ属の多年草です。
一見全く別の植物のようにも見えるフキとフキノトウですが、フキノトウはフキの花をさします。
葉柄が伸びる前に花のつぼみができ、この部分がフキノトウにあたるため、開花前の早春が旬の時期になる面白い植物なのです。
この花が咲いた後には地下茎から伸びる葉(フキ)が出てきます。
旬である早春に一斉に芽吹き、独特な香りと苦味が特徴で、春を告げる食材としても人気です。
また同じく早春に旬を迎える野菜は、春菊、わらび、ユリ根、からし菜などがあります。
フキノトウの下ごしらえ・下処理の方法
フキノトウは、下処理をしないと苦みや変色が目立ってしまい、美味しく食べることが出来ません。
美味しく食べるためにも、下処理はしっかりとしておくことが大事です。
水洗いを済ませ、黒ずんだ周りの葉は取り除いておきます。
・5~6分茹でたフキノトウを一晩水にさらす。
もしくは
・沸騰した湯1リットルに対し、重曹小さじ1を加えた湯で5分~10分茹で、冷水にさらす。
ちなみに茹でたフキノトウを冷水にさらすことで、鮮やかな緑色を保てます。
黄色いフキノトウ(苦味が少なく、柔らかい):天ぷら、おひたし、汁の実、炒めものなど。
緑色のとうの立ったもの(山菜らしい苦味) :つぼみは特に苦いので、天ぷらにする場合は、つぼみの周りの葉だけにした方がよい。
まだまだ寒い日が続きますが、立春が過ぎ、春の訪れが待ち遠しいです。
一年の中でも、その季節にしか出会えない食材で季節を感じるのもいいかもしれませんね(*^^*)
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